気持ちの切り替えが上手な人って、仕事でもパフォーマンスが安定していたりしますよね。
私自身、マインドフルネスを継続して実践することで、メンタルヘルスの状態が大きく改善しました。
ここでは、その具体的な変化と、なぜ人事担当者の方がストレスケアやセルフケア施策として導入を検討すべきか、実務的な視点も交えてお伝えします。
マインドフルネスを継続する前のメンタル状態
マインドフルネスに出会う前は、いろいろなことが嫌になってしまうことがよくありました。 今思えば、ストレスがかなり大きくなっていたのだと思います。
そういう時は、イライラして気分が優れない状態が続きました。 うまくいかなかった出来事を何度も思い出しては、憂鬱な気分になることも多かったです。
ストレスケアを意識し、様々なリフレッシュ方法を試しましたが、一時的には気が晴れてもすぐに元に戻ってしまいました。
布団に入っても気持ちの切り替えができず、睡眠の質が低下し、快眠グッズを集めたりもしました。
マインドフルネスを継続して変わった日々の行動
マインドフルネスを体験してまず感じたのは、頭がスッキリすること。 短時間でも気分転換になり、落ちたメンタルを上げられることでした。
始めは面倒でしたが、1日の中で少しでも「意図的に立ち止まる」時間を設けることを続けてみました。 すると、少しずつ、自分の状態・感情に気づきやすくなっていきました。
そしていつの間にか、思考の暴走を早めに察知し、自分の意思で気持ちを切り替えることが得意になっていました。
マインドフルネスと従来型ストレスマネジメントの違い
人事の現場で導入される一般的なストレスマネジメント研修は、「ストレスの原因分析」や「対処の仕方」に焦点を当てる内容が主なものでしょう。
一方で、マインドフルネスは、「ストレス反応が起きている自分に気づく力」を養う点が大きく異なります。
人事施策として考えたとき、両者の違いは次のように整理できます。
| 従来型ストレス対処法 | マインドフルネス | |
| 主な焦点 | ストレス要因の「分析と回避」 | ストレス反応への「気づきと受容」 |
| 手法 | 自分の考え方を「変える」、行動を「変える」 | 今の状態を「評価せず観察」する |
| どこで | 対処法が使える場面(限定的) | 日常のあらゆる瞬間で活用可能 |
| 施策効果 | 研修中心の単発施策 | 職場文化としてのレジリエンス向上 |
マインドフルネスがビジネススキルに与える影響
気持ちの切り替えが速くなると、単に心が楽になるだけでなく、ビジネススキル全般にも波及効果が生まれます。
たとえば、ネガティブな感情に飲み込まれにくくなることで、冷静な判断力と意思決定の質が上がり、打合せや会議での発言も建設的になります。
また、相手の話を評価や先入観抜きで聴く姿勢が身につけば、接客や1on1面談などにおける内外の対話の質の向上も期待できるでしょう。
人事として導入する際に押さえたいポイント5つ
最後に、人事担当者の方がマインドフルネスを職場に導入する際の、実務的なポイントをまとめます。
継続して実践してもらうためには、一度きりの研修ではなく、日々の業務フローに組み込める小さな習慣として設計することが重要です。
- 経営層や管理職に対して、科学的エビデンスとビジネス上のメリットを説明する
- 朝礼や会議前に1分間の呼吸ワークなど「短時間の実践」を組み込む
- eラーニングや社内ポータルで、セルフケア用のガイド音声を提供する
- メンタルヘルス研修にマインドフルネスの要素を組み合わせて実施する
- 参加の強制ではなく、選択権を尊重しながら社内のウェルビーイング文化として浸透させる
従業員一人ひとりが自分のペースでストレスケアを行うことで、組織全体のレジリエンスが高まっていくことが期待されます。
当社では、メンタルヘルスケア研修の一環としてのマインドフルネス講座の提供、セルフケア用ガイド音声の提供などのお手伝いをしております。
どうぞお気軽にご相談ください。
